やっぱり気になる!「障害者雇用」を知ろう!

こんにちは、みなさん!今日は、就労支援施設から次のステップの選択肢の一つ、障害者雇用についてお話ししますね。障害者雇用って言葉を聞いたことがありますか?

おっ、障害者雇用って、なんだか難しそうな話だね!でも、廣瀬さんが教えてくれるなら、安心だ〜!

もちろんです!障害者雇用とは、障害のある方がその特性に合わせた働き方ができるように、企業や自治体が障害のある方を雇用する制度のことです。この制度は「障害者雇用促進法」によって定められているんですよ。

おぉ、「障害者雇用促進法」って何だかすごく大事そうな法律だね!それって具体的にどんなことを決めてるの?

そうですね、この法律は、障害のある方が安定して働き続けることを目的としています。例えば、企業や自治体には、従業員の中で一定の割合で障害のある方を雇用する義務があります。また、障害のある方への差別を禁止することや、合理的配慮を提供することも義務付けられているんですよ。

「合理的配慮」って、具体的にはどういうことをするの?

例えば、時差通勤を認めたり、在宅勤務を許可したりすることが挙げられます。また、障害に応じて職場の環境を整えたり、特別な機器を用意したりすることも含まれます。これによって、障害のある方が無理なく、長く働き続けられるようにするんです。

なるほどね〜。企業や自治体がこうした配慮をしてくれることで、障害のある人も安心して働けるんだね!法律がバックアップしてるっていうのも心強いなぁ。

そうですね。法律によって守られているからこそ、安心して働ける環境が整えられているんです。障害者雇用促進法は、障害のある方が社会で活躍できる大切な土台を作っているんですよ。

うんうん!じゃあ次はどうやって働くのか教えてよ!

もちろんです!障害者雇用で働くためには、まず「障害者手帳」を持っていることが条件なんです。この手帳には、3つの種類があります。身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、そして療育手帳(愛の手帳)ですね。それぞれ、障害の程度に応じて等級が決まっています。

なるほど〜!手帳を持ってる人だけが、障害者雇用に応募できるんだね。それで、どうやって仕事を見つけるの?

いい質問です!仕事を見つける方法は色々ありますが、例えば就職情報企業やハローワークといった人材紹介機関を利用することができます。また、民間企業や自治体の採用ホームページから応募することもできますし、障害者向けの企業説明会や合同企業説明会に参加するのも良い方法です。

へぇ〜、いろんな方法があるんだね!ハローワークって、聞いたことあるけど、具体的にどんなサポートが受けられるの?

ハローワークには、障害者専用の窓口があるんです。そこで、就職や職場での定着についてのサポートを受けることができますよ。例えば、職業相談や職業紹介、さらに履歴書の書き方や模擬面接の練習なんかもしてくれるんです。

それは心強いね!でも、障害者雇用と一般雇用で何か違いがあるの?

実は、障害者雇用と一般雇用では、障害を持つ方の定着率に大きな差があるんです。そのため、障害者雇用で働く際に時差通勤や在宅勤務といった合理的配慮を受けている場合、一般雇用に切り替えた後も同様の配慮を受けられるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。

一般雇用と障害者雇用の違いについてどう違うのかイマイチわかってないんだ。廣瀬さん、教えて教えて!

もちろんです!まず、一般雇用についてですが、これは障害者手帳を持っているかどうかに関係なく、誰でも応募できる求人のことです。職種や求人数も多いので、選択肢が広がりますよ。

選択肢が多いってことは、自分に合った仕事が見つかりやすいってことかな?それはいいね!

そうですね。でも、注意点もあります。一般雇用は、障害のある方を採用することを前提としていない場合が多いため、職場によっては障害に対する理解や配慮が十分に得られないことがあるんです。

なるほど〜。配慮がないと、働くのがちょっと大変そうだね。それじゃ、障害者雇用だとどうなるの?

障害者雇用は、障害者手帳を持っている方が応募できる求人です。面接や入社の際に、障害についての相互理解を深めることができるので、職場でも障害に配慮された働き方がしやすくなります。

それは安心だね!でも、実際にどれくらいの人がちゃんと働き続けられるの?

良い質問です!障害者職業総合センターのデータによると、障害者雇用で働いている方の1年後の定着率は70.4%です。一方、障害を開示せずに一般雇用で働いている方の定着率は30.8%です。このように、障害者雇用の方が2倍以上の差で定着しやすいことがわかっています。

そんなに違うんだ!やっぱり、自分に合った働き方ができる職場を選ぶのが大事なんだね。

その通りです!自分に合った環境で働くことが、長く働き続けるためのポイントですね。一般雇用か障害者雇用か、どちらが自分に合っているのかをよく考えて選ぶことが大切です。

今日はすごく勉強になったよ、ありがとう!これからも自分に合った働き方を探してみるよ!

どういたしまして!皆さんも、ぜひ自分に合った働き方を見つけてくださいね。応援しています!

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