ラクターくんこんにちは、廣瀬さん！前回は特例子会社について色々教えてもらったけれど、就職するためにはどんな施設を利用すればいいのか分からないよ。教えてくれる？
廣瀬もちろんです！特例子会社に就職するために役立つ施設をいくつか紹介しますね。まずは、定番のハローワークから始めましょう。
1.ハローワーク
ハローワークは全国に500カ所以上設置されている、厚生労働省の公共職業安定所です。仕事探しをするならまずここですよね。
それは知ってる！でも、障害者向けの窓口があるって聞いたことあるけど、どう違うの？
障害者向け窓口では、特例子会社の求人を探すのに特化したサポートを受けられます。担当者が親身になって相談に乗ってくれるだけでなく、手話や筆談に対応できるスタッフもいるので、安心して利用できますよ。
2.障害者・生活センター
次に、障害者支援・生活センターです。全国に336カ所設置されていて、就職活動だけでなく、生活面のサポートも行ってくれるんです。
生活のサポートもしてくれるんだね！仕事以外の悩みがあるときも相談できるのは助かるな。
そうですね。仕事と生活の両面でサポートが必要な場合には、ぜひ訪ねてみると良いでしょう。
3.障害者職業センター
障害者職業センターもおすすめです。こちらは就職関連のサポートに特化した施設で、各都道府県に少なくとも1つは設置されています。
就職に特化しているなら、特例子会社の求人もたくさんあるのかな？
そうですね。生活面のサポートは少ないですが、特例子会社の求人を探している方にはとても便利な施設です。
4.障害者専用の転職エージェント
最近増えているのが、障害者専用の転職エージェントです。ハローワークにはない求人案件も多く取り扱っていることがあります。
面接対策や自己PRの書き方なんかも教えてくれるんでしょ？それは心強いね。
その通りです！特例子会社でも一般企業と同じように面接や書類審査があるので、エージェントのサポートがあると自信を持って臨めますね。
5.就労支援施設
最後に、就労支援施設についてお話しします。障害者総合支援法に基づく就労支援には、次の3つの種類があります。
- 就労移行支援: 一般企業での就労を目指して、トレーニングやサポートを受けられます。
- 就労継続支援: 就労が難しい方でも、特例子会社や保護された環境での仕事を続けられるようサポートします。
- 就労定着支援: 一度就職した後も、長く働き続けられるようにサポートしてくれます。
なるほど、どの段階でもサポートしてくれるんだね！それなら安心して就職にチャレンジできそうだよ。
そうですね。自分の状況に合った支援を受けながら、特例子会社での就職や転職を目指すことができます。
まとめ
特例子会社への就職を目指すうえで、大切なのは「自分に合った支援を受けること」です。
ハローワークや障害者職業センター、就労支援施設など、それぞれに強みがあり、状況に応じたサポートを受けることができます。最近ではオンラインで相談できる転職エージェントも増えているので、外出が難しい方でも安心です。
ポイントは、「一人で悩まないこと」。支援を受けながら、あなたらしい働き方を見つけていきましょう！しっかりと準備をして、安心して新しい職場に挑戦しましょう！