生活保護のメリットデメリット

ラスターくん

ねえねえ廣瀬さーん!最近「ナマポ」ってよく聞くけど、あれって何なの? なんか可愛い感じの響きだけど……ポ○モンの仲間?

廣瀬

ラスターくん、違いますよ(笑)。「ナマポ」は「生活保護」の略語ですね。正式な言葉ではないので、使う場面には気をつけたほうがいいですよ。

へぇ〜!生活保護って、なんとなく「お金をもらえる制度」ってイメージだけど、実際はどういう仕組みなの?

それでは今日は、生活保護についてお話ししましょう!

(イラストはナマコ)

目次

生活保護って?

生活保護とは、日本国憲法で定められた「すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を守るための制度です。

生活保護=福祉=みんなで支え合う仕組み!

「テレビで悪いイメージばかり見る…」という人も多いですが、実は生活保護は”困ったときに頼れる大事なセーフティーネット”なのです。

生活保護で受けられるサポート

生活保護を受けると何が助かるの?

例えば…こんなサポートがあります!

・単身世帯で家賃を含めて10万円 〜 14万円の生活保護費がもらえる

・もろもろの支払いが免除される

  • 国民年金保険料
  • 国民健康保険料
  • 介護保険料
  • 介護サービスの利用料金(介護扶助)
  • 雇用保険料
  • 住民税や所得税、固定資産税などの税金
  • 医療費(医療扶助)
  • 水道料金の基本料金
  • 公営住宅の入居の保証金と共益費
  • NHKの受信料
  • 公立高校の授業料
  • 保育園の保育料
  • 粗大ゴミの廃棄料金
  • 出産費用(出産扶助)
  • 働くために必要な技能の習得にかかる費用(生業扶助)
  • 葬儀代(葬祭扶助)など

めちゃくちゃ助かるじゃん! これって本当に必要な人にとってはありがたい制度だね!

生活保護を受ける条件

そうですね。でも誰でも受けられるわけではありません。

・病気や怪我などが原因で働きたくても働けない人

・貯金や資産がない人

・他の公的制度を利用できない人(例えば障害年金で生活できる場合などは対象外)

・3頭身内に援助できる親族がいない場合

なるほど! 誰でも簡単に受けられるわけじゃなくて、本当に困っている人のための制度なんだね!

生活保護を受けるデメリット

でもさ、生活保護を受けると困ることってあるの?

もちろん、デメリットもあります。

・ローンが組みにくくなる

・クレジットカードを契約しにくくなる

(こちらはルールではなく、審査に通りにくくるということ)

・原則車を所持できない

えっ! 車が持てないの!? でも、都会なら電車やバスがあるから何とかなるのかな?

そうですね。だから、生活環境によっては調整されることもあるんですよ。

申請方法

市役所の福祉窓口に相談!

インターネット上には、”申請書をあらかじめダウンロードしておいた方が早い”等の情報がありますが、窓口に行って相談をしながら進めていくほうがスムーズです。

・よくよく考えると、生活保護を受けれる条件を満たしていなかった場合などもあるので、申請書をダウンロードし記入し、持っていっても意味がなかったということもあり得ます。

まとめ:生活保護は”命を守る制度”!

もしも働けなくなって、貯金もなくなって、頼れる人もいなくなっても…生きていける!

そう思うと、ちょっと安心するね!

そうですね! 生活保護は”困ったときに頼れる最後の砦”。決して悪いものではなく、みんなで支え合うための制度なんですよ。

よし! 今日は生活保護について知れたし、お盆休みを楽しむぞー!

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