こんにちは、皆さん。今日はA型作業所(就労継続支援A型事業所)とB型作業所(就労継続支援B型事業所)についてお話しします。これらの作業所に通うには、福祉サービスを利用するための申請が必要です。しかし、手続きの順番がわからなかったり、障がいがあるために手続きをするのが難しいと感じる方も多いですよね。家族の皆さんもサポートするための知識を持つことが大切です。
わかる!初めてだと何をすればいいか混乱しちゃうよね。でも大丈夫、僕たちが手順やポイントをわかりやすく説明するから、一緒にがんばろう!
A型作業所・B型作業所の利用手順
A型・B型の事業所に通うには、障害福祉サービスを利用するための申請手続きが必要です。一般企業とは異なるので注意が必要です。初めて申請する方は不安に感じることも多いでしょうが、一つずつ手順を解説しますね。
1.事業所に問い合わせる
まず最初に、自分が気になる事業所に問い合わせをします。各事業所の情報は自治体の障害福祉課の窓口やハローワークで公開されています。ホームページで事業所の雰囲気も確認できる場合があるので、ぜひチェックしてみてください。
問い合わせってドキドキするけど、ハローワークの職員さんも手伝ってくれるから安心してね。直接連絡してもOKだし、見学の日程も相談して決めるよ!
2. 事業所へ見学に行く
廣瀬さん:
問い合わせたら、実際に事業所を見学します。作業所の雰囲気や仕事内容、職員さんの人柄、利用者さんへの配慮などをしっかり見てみましょう。トイレや休憩スペース、貴重品を管理するロッカーなど安心して過ごせる環境も確認してください。
見学は必須じゃないけど、やっぱり実際に見てみるのが一番だよね!自分に合った環境かどうか、しっかりチェックしよう!
3. 面接
廣瀬さん:
見学をして働きたい事業所が決まったら、面接の日時を決めます。A型とB型では面接の内容が異なります。A型作業所の面接では、ハローワークから紹介状を発行してもらい、履歴書等を用意しましょう。一般企業のような堅苦しい面接ではなく、日常生活の聞き取りや障がいについての配慮、健康状態に関するヒヤリングなどが行われます。
B型作業所の面接は、履歴書がいらないことが多いんだって!生活状況や困ってることを話したり、レクリエーションの内容を説明してくれるよ。リラックスして臨もうね!
4. 受給者証の申請
面接に合格したら、事業所を利用するための受給者証を申請します。これは自治体の障害福祉課に相談して、必要な書類を発行してもらう必要があります。同時に「サービス等利用計画書」の作成も行います。
手続きはちょっと大変かもしれないけど、自治体の担当者が案内してくれるから安心だよ!受給者証が手元に届くまでの流れも詳しく教えてくれるよ。
5. 利用開始
利用開始日は面接時や面接後の連絡で事業所と相談して決めます。必要な持ち物は事業所の職員が教えてくれるので、確認して準備しましょう。
印鑑とか必要になることもあるから、事前にちゃんと確認しておこうね!まずは事業所や自治体福祉窓口、ハローワークに相談してみよう!
以上が、A型・B型の作業所で働くための手続きの流れです。ご家族の皆さんもサポートする際の参考にしてくださいね。
僕たちが少しでも手助けになれたら嬉しいな!困ったことがあったら、ぜひ相談してみてね!
A型作業所・B型作業所を利用する前に知っておきたいこと
今日はA型作業所(就労継続支援A型事業所)とB型作業所(就労継続支援B型事業所)を利用する前に知っておきたいことについてお話しします。
わーい!これから利用する前に知っておくと安心だね!どんなことを知っておくといいの?
サービスの利用対象者
まず、サービスの利用対象者について説明します。利用者が障害福祉サービスの対象者でなければ、そもそも利用ができません。A型作業所とB型作業所では、対象になる項目が少々異なります。
具体的にはどう違うの?
A型作業所は、特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが雇用に結びつかなかった方、就労支援事業を利用して就職活動を行ったが雇用まで結びつかなかった方、就労経験はあるが現在は働いていない方が対象です。平成30年4月からは、65歳以上の方でも要件を満たせば利用可能となっています。
B型作業所は?
B型作業所は、就労経験がある方で一般企業での雇用が難しくなった方、障害基礎年金1級を受給している方、年齢が50歳に達している方、就労支援移行事業者等のアセスメントによって就労面での課題が把握されている方が対象です。体力面や障がいの程度によっても利用の制限があります。
ふむふむ。対象者がちょっと違うんだね。わからない場合は、自治体の障害福祉窓口に尋ねて確認しよう!
福祉サービスの利用料
次に、福祉サービスの利用料についてです。A型作業所やB型作業所に通うには、利用料がかかる場合があります。施設利用料は9割を国と各市町村が負担し、残り1割は利用者の自己負担となります。
でも、前年度の所得や課税額によっては免除されることもあるんだよね?
その通りです。以下の表にまとめました。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯 | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
免除される条件や負担額は各自治体の担当者に確認してみよう!
交通費の助成
次に、交通費の助成についてです。事業所へ通うために公共交通機関を利用する方も多いですが、A型作業所もB型事業所もルールで交通費を支給することができないようになっています。
補助制度とかないの?
自治体によっては独自の補助を行なっている場所があったり、交通機関が独自に割引を実施している場合があるので調べてみましょう。
お得に通う方法をいろいろ調べてみるといいね!
まとめ
最後に、A型作業所・B型作業所で働くために知っておきたいことをまとめます。
- サービスの利用対象者について理解する
- 利用料がかかる場合があるが、前年度の所得や課税額によっては免除されることもある
- 交通費の助成がある場合がある
わからないことがあったら、事業所や自治体・ハローワーク窓口へ問い合わせてみよう!リベラルワークスでも相談窓口を設けているので、気軽にお問い合わせください。
その通りです。皆さんが安心して利用できるように、しっかりと事前準備をしましょう。
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