就労移行からB型事業所へ移行?

こんにちは〜!ねえねえ廣瀬さん、ちょっと気になることがあるんだけど!



こんにちは、ラスターさん。どうしたの?



“就労移行からB型事業所へ”って聞くけど、そんなことあるの?なんだか逆に聞こえるんだけど〜



ふふ、いいところに気づいたね。実はリベラルワークスのB型事業所でも、就労移行事業所から来てくれたスタッフが2名いるんですよ。
この記事では、
「なぜ就職を目指すはずの就労移行から、B型に移ることがあるのか?」
「実際にどんな働き方をしているのか?」
をわかりやすく紹介します!
就労移行事業所と就労継続支援B型事業所はどこが違うの?



厚生労働省の決めている二つの事業のルールを見比べてみましょう
就労移行事業所
就労を希望する65歳未満の障害のある方に対して、生産活動や職場体験などの機会の提供を通じた就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行います。
このサービスでは、一般就労に必要な知識・能力を養い、本人の適性に見合った職場への就労と定着を目指します。
就労継続支援B型事業所
通常の事業所に雇用されることが困難な就労経験のある障害のある方に対し、生産活動などの機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行うサービスです。
このサービスを通じて生産活動や就労に必要な知識や能力が高まった方は、就労継続支援(A型)や一般就労への移行を目指します。
なぜ「就労移行 → B型」になるの?



就労移行って“就職するため”の訓練の場所だと思ってたから、B型に来るってなんだか意外!



確かに、就労移行は一般企業への就職を目指す場。でもね、人によっては体調や生活の変化で、“今の自分に合った働き方”を見直すこともあるんです。



なるほど~。柔軟な選択肢があるって安心するかも!



そうですね。ちなみに、B型事業所では“働きながら訓練する”スタイルだから、体調やペースに合わせて働けるのが特徴なんです。



うんうん、それなら無理せず自分らしく働けそう!



就労移行事業所から来てくれた2名の方は、就労移行で学んだビジネスマナーや体調管理のスキルを活かして、本当に頼りになる存在なんです。今ではB型スタッフ8名中2名が元・就労移行の利用者。実は4人に1人の割合なんですよ。(2022/08/03現在)



わー、それはもう、戦力中の戦力って感じだねっ!しかもいろんな事業所を見学してリベラルワークスを選んでくれたなんて、めっちゃ嬉しいじゃん!



本当にそうですね。就労移行とB型は、“就職を目指すのか”“自分のペースで働きながら訓練するのか”という違いはありますが、支援の方法としてはとても似ている部分もあるんです。



ふむふむ。簡単に言うと、就労移行は“座学や実習で学ぶ場”、B型は“実際に働きながら訓練する場”ってことね!



その通り!だから、状況に応じて就労移行からB型に移る人、逆にB型からステップアップしていく人もいるんです。



おお〜、道は一つじゃないんだね!
就労移行事業所との細く長い連携



ところで、移行してきたスタッフさんって、就労移行の事業所とのつながりってあるの?



はい、時々、就労移行のスタッフさんに近況報告もしているんですよ。やっぱり、一人を長く支えるには、一人の力だけじゃ足りませんからね。



おお〜それこそ、“面で支える”ってやつだね!サポーターがたくさんいるって心強いなぁ!



その通り。これからも福祉サービスの“垣根”を越えて、横のつながりを大事にしていきたいです。
まとめ
「就労移行からB型に行くのはアリ?」 → もちろんアリ!むしろ自然な選択肢のひとつです。 「働きながら訓練できる場を探してる」 → B型事業所もチェックしてみてください!



よーし!明日も私も元気にがんばろーって気持ちになってきた!!



その気持ちが何より大切ですね。ゆっくりでも、確かな歩みを続けていきましょう。