就労継続支援A型のデメリットについて

廣瀬: こんにちは、ラスターさん!今日は「就労継続支援A型」のデメリットについてお話ししましょうか。

ラスター: はーい!就労継続支援A型って、障がいや難病を持った方が働ける場所なんだよね。デメリットもぜひ聞いておきたいな!

廣瀬: そうですね。A型事業所にはメリットもたくさんありますが、デメリットも理解しておくことが大切です。では、代表的なデメリットを4つ挙げてみましょう。

ラスター: わかった!どんなデメリットがあるの?


1. 就職に特化した訓練ができるわけではない

廣瀬: まず一つ目は「就職に特化した訓練ができるわけではない」という点です。A型事業所は実際に仕事をして給与をもらいながら経験を積む場所ですが、ビジネスマナーや履歴書の添削、面接練習などのカリキュラムはあまり充実していないんです。

ラスター: なるほど、仕事の経験は積めるけど、就職に向けた具体的な訓練は少ないってことかぁ。


2. 一定の就業スキルが求められる

廣瀬: そうですね。二つ目は「一定の就業スキルが求められる」ことです。A型事業所では雇用契約を結んで仕事をするので、基本的なスキルが必要です。例えばデータ入力の作業所ではタイピングスキル、清掃業務では掃除道具の使い方などが求められます。

ラスター: でも、あんまり高いスキルが必要なわけじゃないんでしょ?スタッフさんがフォローしてくれるんだよね?

廣瀬: その通りです。基本的なスキルや日常生活の知識があれば問題ありません。


3. 年齢制限がある

廣瀬: 三つ目は「年齢制限がある」点です。A型事業所は原則として18歳以上65歳未満の方が利用できます。65歳に達する前日までに利用者になっていれば65歳以降も働けますが、利用開始はできません。

ラスター: じゃあ、65歳以上の人や学生さんは利用できないってことかぁ。B型事業所には年齢制限がないんだよね?

廣瀬: そうです。その点も含めて、自分に合った事業所を選ぶことが大切ですね。


4. 一般就労への意欲が薄くなる可能性がある

廣瀬: 最後に四つ目は「一般就労への意欲が薄くなる可能性がある」ことです。A型事業所での給与や環境が居心地よくなると、一般企業への就職意欲が低下することもあります。

ラスター: でも、A型事業所って「配慮を受けながら働く場」なんだよね?必ずしも一般企業に行かなきゃいけないわけじゃないんだよね?

廣瀬: その通りです。A型事業所には利用期間の制限がないので、自分のペースで就職活動を進めることができます。これをメリットと捉えることもできますね。


廣瀬: 以上が就労継続支援A型の主なデメリットです。これらを踏まえて、自分に合った事業所を選ぶことが大切です。

ラスター: なるほどね!デメリットも知っておけば、後悔しない選び方ができるってことだね。ありがとう、廣瀬さん!

廣瀬: どういたしまして。
間違いのない選択をしようとすると、メリットでメリットのそれぞれをある程度理解していた方が良いですね。けど、どんな物事にもメリットデメリットはあるので、気にしすぎて踏み出せなると勿体無いです。

ラスター: ある程度調べたら、実際に踏み出してみよう!


目次

まとめ

  1. 就職に特化した訓練ができるわけではない
  2. 一定の就業スキルが求められる
  3. 65歳までの年齢制限がある
  4. 一般就労への意欲が薄くなる可能性がある

以上のようなデメリットもありますが就労継続支援A型は、支援を受けながら実際の仕事ができることや、給料がもらえることなどが特徴としてあります。

そのため今すぐ企業などで働くのは難しいという方や、支援を受けながら働きたい方、社会参加したい方、給料をもらいながら訓練も行いたい方、などにおすすめです。

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