ラスターさん、今日は就労継続支援A型事業所に通うための流れについてお話ししましょうか。まずは自分に合った事業所を見つけることが肝心です!
ラスター: そうだね!どうやって自分に合った事業所を見つけたらいいの?
まずは、いくつかの事業所を候補として探してみるといいですね。探し方はいくつかあって、たとえばハローワークに相談する方法があります。そこでは、専門の職員さんが適切な事業所を紹介してくれます。
ハローワークか!それ以外にも何か方法はあるの?
もちろんです!インターネットで検索する方法もありますよ。
それなら、自分で色々調べてみるのも楽しそうだね。他には?
相談支援事業所に相談することもおすすめですし、市区町村の障害福祉担当窓口に行ってみるのもいいですね。どちらも、詳しい情報を得ることができます。
たくさん方法があるんだね!で、候補を見つけたらどうすればいいの?
候補がいくつか決まったら、その事業所に問い合わせをして見学を申し込みましょう。見学では、スタッフが業務内容を説明してくれて、実際の仕事の様子も見ることができますよ。
それなら、実際にその場の雰囲気も分かるし、「ここで働けるかな?」って判断しやすいね。
そうですね。また、見学の際にこれまでの経歴について聞かれることもあるので、少し準備しておくと良いかもしれません。
ふむふむ、見学で気に入ったら、次はどうするの?
見学をして「ここで働きたい」と思ったら、体験利用に進むのが一般的です。体験利用では、実際に事業所で働いている人たちと一緒に仕事をします。期間は事業所によって異なりますが、短いところで3日、長いところだと2週間くらいのところもあります。
ちなみにリベラルワークスではご本人と相談させてもらって1〜2日体験されることが多いです。
実際に働いてみると、もっとイメージが湧きそうだね!それで「やっぱりここだ!」って決めたら?
そうなったら、次は面接です。面接では志望理由やこれまでの経歴、長所や短所、通勤手段、障害や病気の状態、将来の夢ややりたいことなど、色々なことを聞かれますよ。
面接ってちょっと緊張しちゃいそう…。でも、ちゃんと準備しておけば大丈夫かな?
そうですね、しっかり準備しておけば安心です。面接については以前のブログでもご紹介しましたね!面接の結果次第で採用されないこともありますから、準備はしっかりと行っておきましょう。
よーし、わかった!
面接も無事に終わって、採用が決まったら次に何をするか知ってますか?
えっと…採用されたら、そのまま働けるってわけじゃないの?
実は、まだやることがあるんです。まず、市区町村の障害福祉担当窓口に行って「障害福祉サービス受給者証」の申請をしないといけないんですよ。
受給者証?それって何か特別な書類が必要なの?
そうなんです。市区町村によって必要な書類は異なりますが、一般的には申請書、障害者手帳(持っていない場合は医師の診断書など)、そして世帯収入の申告書などを提出します。
なるほど、それを提出して受給者証をもらうんだね。でも、その後はどうするの?
申請が終わったら、次は「サービス等利用計画案」という書類を市区町村に提出します。この計画案には、どのサービスをいつ、どのくらい使うかを記載しますよ。
その計画案って、自分で作るの?
自分で作ることもできますが、「セルフプラン」といって、自治体によっては認めていないところもあるんです。だから、相談支援事業者に作成してもらうのが一般的です。
じゃあ、自分の自治体がセルフプランを認めているかどうかを確認しておく必要があるんだね。
その通りです!それが終わると、次は市区町村の認定調査員との面接があります。これで障害支援区分の認定を受けるんです。
面接かぁ、何を聞かれるんだろう?
面接では、心身の状況や普段の生活の様子など、全部で80項目くらいを聞き取られます。市区町村によって、窓口で行われることもあれば、認定調査員が訪問することもあります。
いろいろと調査があるんだね。それが終わったら、いよいよ働けるの?
そうですね、その認定調査の結果やサービス利用の計画に基づいて、受給者証が発行されます。受給者証が手元に届いたら、晴れて事業所の利用が開始できますよ。
受給者証があれば、働き始められるんだね。でも、まだ何か手続きがあるんじゃないの?
よく気付きましたね!受給者証が発行されたら、事業所とサービス利用契約と雇用契約を結びます。スタッフが契約内容を説明してくれるので、理解したうえで同意すれば契約を締結します。
ふむふむ、それで正式に働き始めることができるんだね。
そうです。契約を締結すれば、いよいよ就労継続支援A型事業所での新しいスタートです。しっかり準備して、安心して働き始めてくださいね!
ありがとう、廣瀬さん!これで手続きの流れがよく分かったよ。頑張るぞ!